長谷寺(CHOKOKUJI)

長谷寺

長谷寺の歴史

真田幸隆が晃運和尚を招いて創建

長谷寺は天文16年(1547年)、真田幸隆が上州より晃運和尚(こううんおしょう)を招いて創建した寺です。幸隆によって創建されるまでは、種月庵(しゅげつあん)と呼ばれる小さな寺であったようです。

以来、長谷寺は真田氏の菩提寺として歴史を刻みますが、元和8年(1622年)、真田信之が松代への移封に伴って松代に長国寺を創建したため、長谷寺はその末寺となりました。

長谷寺は今日に至るまでたびたび災害に遭って焼失するも再建されてきましたが、残念なことに宝物など貴重なものは全て失われてしまいました。

長谷寺の見どころ

境内の石門に六文銭が見られる

本堂の入口に立つアーチ形をした石門は寺の創建当時のものといわれ、その頂上部には真田氏の家紋 六文銭が刻まれています。また、春の枝垂桜(しだれざくら)は必見です。

本堂の裏には、真田幸隆夫妻と三男・昌幸の墓がひっそりと建っています。

長谷寺の入口には石門が建っています。
アーチ型の石門を見上げると刻印された六文銭が見えます。
真田幸隆夫妻と昌幸の墓です。
幸隆夫妻と昌幸の墓は本堂の裏です。静かに手を合わせたいものです。

長谷寺の観光情報・交通アクセス

長谷寺の観光情報

住所 長野県上田市真田町長4646
駐車場 あり

長谷寺への交通アクセス

路線バスにて

JR・しなの鉄道・上田電鉄 上田駅より

上田バス⌈真田⌋にて下車、徒歩15分前後

自動車にて
上信越自動車道 上田菅平ICより20分前後