大野城 DATA
- 別名 : 宮山城
- 築城年 : 観応年間(1350年)頃
- 築城者 : 一色範氏
- 城の種類 : 平山城
- おもな城主 : 一色氏、佐治氏、織田氏
大野城は観応年間(1350年)頃、一色範氏(いっしきのりうじ)によって築かれたものといわれています。
やがて一色氏が力を失うと、尾張守護 土岐氏が城を奪い、家臣の佐治宗貞が城主として入城。以降、4代にわたって大野城は佐治氏の居城となりました。
佐治氏のあとに城主となった織田長益は新築の大草城へ移り、大野城は廃城になったと伝えられています。
~ 大野城にまつわる逸話 ~
織田信長の妹 お犬の方は大野城主 佐治信方のもとに嫁ぎました。そして2人の間に生まれた一成は、お市の方の末娘 お江を嫁に迎えています。しかし結婚生活もつかの間、お江は一成と離縁させられ秀吉のもとへ連れ戻されたのでした。
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現在、大野城跡は城山公園として整備されています。丘の上には模擬天守様式の展望台が建ち、その周りに門と塀が巡らされています。
3階建ての展望台からは、伊勢湾の広大な眺めを堪能できます。周りに高い建物がなく、視界が開けていてとても気持ちがよいです。
展望台の南、小高い場所には佐治家を祀る佐治神社が建立されています。かつては物見櫓が建っていたそうです。
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大野城跡(城山公園)の観光情報
住所 | 愛知県常滑市金山城山 |
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開館時間 | 随時 ∗展望台の開放時間 3月~10月は9時~17時、11月~2月は9時~16時 |
休館日 | なし |
入館料 | なし |
駐車場 | あり(無料) |
大野城跡(城山公園)への交通アクセス
- 電車にて
- 名鉄常滑線 西ノ口駅にて下車、徒歩15分
- 自動車にて
- 知多横断道路 常滑ICより12分前後
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