山家神社
山家神社は古くからこの地域の産土神(守り神)として祀られてきました。また、近くを流れる神川沿岸に暮らす人々の水分の神(みくまりのかみ)としても崇拝されてきたといいます。
このあたりが発祥の地と伝わる真田氏も、幸隆の代より山家神社を氏神として崇めてきました。上田城落成後は鬼門除けの神として崇拝され、真田氏だけでなく歴代の上田藩主(仙石氏、松平氏)も深く崇敬していたそうです。
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山家神社は、平安時代の⌈延喜式神名帳⌋という朝廷の台帳にも載せられている由緒ある神社です。参道には2つの鳥居が立ち、石灯篭が配されています。
二の鳥居の先に拝殿があり、平成に入って葺き替えられた屋根には六文銭が光ります。拝殿の前には、かつて屋根に設置されていた鬼瓦が展示されています。
境内にはかつて白山寺という寺院が建てられていましたが、明治維新の神仏分離令によって廃寺となりました。その後、跡地には真田神社が建立されています。
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山家神社の観光情報
住所 | 長野県上田市真田町長 |
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駐車場 | あり |
山家神社への交通アクセス
- 路線バスにて
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JR・しなの鉄道・上田電鉄 上田駅より
上田バス⌈真田⌋にて下車、徒歩2分
- 自動車にて
- 上信越自動車道 上田菅平ICより15分前後
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真田氏館跡 住所:長野県上田市真田町本原 御屋敷公園内
上田城築城以前に用いられていた真田氏の居館跡で、地元では親しみを込めてお屋敷と呼んでいます。一帯はお屋敷公園として整備され、ツツジの名所としても知られています。館跡には、昌幸が屋敷の荒廃を憂いて勧請したと伝えられる皇大神宮(すめらぎだいじんぐう)があります。 -
真田氏歴史館 住所:長野県上田市真田町本原2984-1
真田氏ゆかりの武具甲冑、古文書など数多くの貴重な資料が展示されています。お屋敷公園内にあり、歩いて数分の真田氏館跡とともに、真田ファンならずともチェックしておきたい観光スポットです。
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