彌彦神社(YAHIKOJINJA)

彌彦神社

彌彦神社の歴史

上杉謙信が願文を納めた越後一宮

越後一宮である彌彦神社は、毎年多くの人が参拝に訪れる新潟県内屈指のパワースポットです。その歴史は古く、日本最古の和歌集である万葉集に詠まれているほどです。

天照大神(あまてらすおおみかみ)のひ孫にあたる天香山命(あめのかごやまのみこと)を祭神とし、背後の弥彦山を神体山として祀っています。

彌彦神社は上杉謙信とゆかりのある神社です。第5次川中島合戦の年(1564年)、謙信は自身の戦いが正義の戦いであることを誓った願文を納めました。戦が正当なものであることを訴え、必勝を祈願したのでした。

彌彦神社の一の鳥居です。
彌彦神社の入口に立って参拝客を出迎えてくれるのが、朱色の美しい⌈一の鳥居⌋です。
奥に見えるのが玉の橋です。
御手洗川に架かっている橋は、⌈玉の橋⌋と呼ばれる御神橋です。人は通行できません。

彌彦神社の見どころ

玉の橋、火の玉石など見どころ多数

一の鳥居をくぐると左手に⌈玉の橋⌋と呼ばれる神聖な橋が見えます。神様の渡る橋として造られたもので、人が通行することはできません。参道を歩いていくと札所の先に⌈火の玉石⌋があります。2種類の石が備えられており、この石を持ち上げて軽いと感じれば願いが叶うといわれています。

二の鳥居をくぐり参道を進むと右手に、5つの摂社(今山神社・乙子神社・草薙神社・勝神社・武呉神社)と3つの末社(二十二所社・十柱神社・八所神社)があります。摂社は神様の子孫を、末社はそれ以外の神様を祀っています。

随神門と呼ばれる門をくぐると、銅板葺きの拝殿が堂々たる姿を現します。現在の拝殿は大正5年(1916年)に再建されました。平成27年(2015年)は御遷座(ごせんざ)から数えて100年となり、奉祝行事が計画されています。

神社の背後にある弥彦山はロープウェイや車で登ることができます。山頂には御神廟(ごしんびょう)があり、祭神と妃神が仲良く祀られていることから縁結びスポットとしても知られています。日本海を一望することができ、天気の良い日には佐渡島も望めます。

拝殿の手前に随神門が立っています。
参道を先へと進んでいくと随神門(ずいじんもん)に到達します。門には2体の随神が安置されています。
境内にある火の玉石です。
重い軽いの石とも呼ばれる⌈火の玉石⌋。2種類の石どちらを持ち上げても構いません。願いが叶いますように…

彌彦神社の観光情報・交通アクセス

彌彦神社の観光情報

住所 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
拝観時間 随時
宝物殿は9時~16時
休館日 なし
拝観料 なし
宝物殿は大人300円 高校生200円 小中学生100円
∗30名以上で団体割引あり
駐車場 あり

彌彦神社への交通アクセス

電車にて
JR弥彦線 弥彦駅より徒歩15分前後
自動車にて
北陸自動車道 三条燕ICより30分前後