菅田天神社
菅田天神社は承和9年(842年)、甲斐国司 藤原伊勢雄が創建したと伝えられています。のちに菅原道真を相殿に祭ったことから、菅田天神社と称するようになりました。
新羅三郎義光以来、菅田天神社は甲斐源氏の鎮守とされ、その位置が甲斐府中(甲府)から見て鬼門に当たっていため、武田家の家宝である⌈小桜韋威鎧 兜、大袖付(こざくらかわおどしよろい かぶと、おおそでつき)⌋が預けられていました。
⌈小桜韋威鎧⌋は、その重厚さと霊験から矢・刀を防ぐのに楯は不要という意味で、⌈楯無鎧(たてなしのよろい)⌋と呼ばれています。
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武田家相伝の⌈楯無しの鎧⌋は国宝に指定されており、菅田天神社の宝庫に保管されています。残念ながら一般公開はされていない為、実際に目の当たりにすることはできません。
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菅田天神社の観光情報
住所 | 山梨県甲州市塩山上於曽1054 |
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拝観時間 | 随時 |
休館日 | なし |
拝観料 | なし |
駐車場 | なし |
菅田天神社への交通アクセス
- 電車にて
- JR中央本線 塩山駅より徒歩10分
- 自動車にて
- 中央自動車道 勝沼ICより20分前後
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恵林寺 住所:山梨県甲州市塩山小屋敷2280
恵林寺は、信玄が菩提寺と定めた臨済宗の古刹です。県文化財に指定される三門には、快川紹喜(かいせんしょうき)の遺偈が掲げられています。境内の信玄公宝物館では、武田家とくに信玄に関する資料・指定文化財を公開しています。 -
雲峰寺 住所:山梨県甲州市塩山上萩原2678
雲峰寺には、武田氏滅亡後に家臣によって持ち運ばれた数々の遺品が伝えられています。甲斐源氏の嫡流たる証として伝わる日ノ丸之御旗(ひのまるのみはた)や、風林火山で有名な孫子の旗、諏訪法性(すわほっしょう)の旗など、武田氏ゆかりの貴重な品々です。これらは境内にある宝物殿に展示されており、間近に見ることができます。 -
甲斐善光寺 住所:山梨県甲府市善光寺3-36-1
甲斐善光寺は、川中島の合戦に際して信濃善光寺の消失を恐れた信玄が御本尊善光寺如来などを甲斐に移し創建した古刹です。金堂、山門ともに重要文化財に指定されています。 -
武田氏館跡(躑躅ヶ崎館跡) 住所:山梨県甲府市古府中町2611
かつて武田氏三代(信虎・信玄・勝頼)の居館があった場所です。武田氏館は躑躅ヶ崎の西方にあったことから躑躅ヶ崎館とも呼ばれていました。館跡には現在、信玄を祭神とする武田神社が創建されています。 -
積翠寺 住所:山梨県甲府市上積翠寺984
積翠寺は、奈良時代の高僧 行基によって開かれた臨済宗の寺です。身重の大井の方(武田信虎の正室)が要害山城に向かう途中、積翠寺にて信玄を産み落としたと伝えられています。寺の境内には現在も、信玄の産湯を汲んだと伝わる井戸が残されています。近隣には信玄の隠し湯と伝わる積翠寺温泉があります。 -
大泉寺 住所:山梨県甲府市古府中町5015
大泉寺は信玄の父 信虎の菩提寺です。天正2年(1574年)、信虎は信濃・高遠で病没し、その葬儀は勝頼によって大泉寺で執り行われました。境内には信虎の墓があり、県史跡に指定されています。大泉寺には、信玄の弟であり武人画家として名高い武田逍遙軒信綱(たけだしょうようけんしんこう)によって描かれた武田信虎画像が所蔵されています。 -
信玄の隠し湯
山梨県内には現在も、信玄ゆかりの隠し湯が数多く存在しています。信玄も愛した隠し湯で、日頃の疲れを癒してはいかがでしょうか。
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