北ノ庄城 DATA
- 別名 : ―
- 築城年 : 天正3年(1575年)
- 築城者 : 柴田勝家
- 城の種類 : 平城
- おもな城主 : 柴田氏
北ノ庄城は天正3年(1575年)、織田家の重臣であった柴田勝家によって越前国北ノ庄に築かれた城です。記録によれば、北ノ庄城は9層の天守を持つ日本有数の規模の城であったようです。
織田信長が本能寺の変に斃れたその翌年、天正11年(1583年)、勝家は織田家の主導権を巡って羽柴秀吉と賤ヶ岳(滋賀県長浜市)で激突します。この賤ヶ岳の戦いに敗れた勝家は北ノ庄城に戻り、妻であるお市の方とともに自刃して果てたのでした。
このとき、お市の方と先夫 浅井長政の間に生まれた三姉妹(茶々、初、江)は城を抜け出し生き延びています。
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現在、北ノ庄城址には柴田勝家を主祭神とする柴田神社が建立され、公園として整備されています。柴田神社のそのすぐ隣には、三姉妹(茶々・初・江)を祀る三姉妹神社も建てられています。
そのほか園内には、勝家やお市の方、三姉妹の銅像があり、NHK大河ドラマ⌈江~姫たちの戦国~⌋の放送を機に設置された北ノ庄城復元模型も目を引きます。
また、北の庄城址資料館では勝家や北ノ庄城に関する史料を見ることができ、その歴史をより詳しく知ることができます。
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北ノ庄城址の観光情報
住所 | 福井県福井市中央1-21-17 |
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開館時間 | 随時 ∗北の庄城址資料館は9時~18時 |
休館日 | なし |
入館料 | なし |
駐車場 | なし(近隣に民間の有料駐車場あり) |
北ノ庄城址への交通アクセス
- 電車にて
- JR福井駅下車、徒歩5分
- 自動車にて
- 北陸自動車道 福井ICより10分前後
-
西光寺 住所:福井県福井市左内町8-21
柴田勝家とお市の方の菩提寺です。境内には勝家とお市の方の墓や、柴田勝家公資料館があります。資料館には勝家自筆の書や刀剣などが展示されており、拝観には事前予約が必要です。
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