一乗谷城(ICHIJODANI CASTLE)

一乗谷城 DATA

  • 別名 : ―
  • 築城年 : 15世紀
  • 築城者 : 朝倉孝景
  • 城の種類 : 山城
  • おもな城主 : 朝倉氏

一乗谷城の歴史

かつて栄華を極めた一乗谷の名城

一乗谷城は、応仁の乱を経て越前国を支配した朝倉氏がその本拠とした城です。その歴史は、初代・孝景が一乗谷の地に居城を移したことに始まります。

朝倉氏は初代・孝景にはじまり5代にわたって103年もの間、越前国を支配しました。一乗谷は、かつて京にも並ぶと言われ、栄華を極めた戦国時代屈指の大都市でした。

一乗谷朝倉氏遺跡は日本有数の文化遺産であり、国の三重指定(特別史跡、特別名勝、重要文化財)を受けています。

~ 一乗谷城にまつわる逸話 ~

永禄11年(1568年)、朝倉氏5代 義景が一乗谷の館に後の15代将軍 足利義昭を招いて盛大にもてなしたと伝えられています。

特別名勝となっている諏訪館跡庭園です。
義景の夫人 小少将の館にあった庭園と伝わります。一乗谷の中で最大規模の廻遊式林泉庭園でした。
一乗谷の復原町並です。
復原町並では、復元された建物内を覗くこともできます。当時の人々の暮らしをうかがうことができ、興味深いです。

一乗谷城の見どころ

唐門の先に朝倉氏の館跡が広がる

朝倉氏館跡の入口には、朝倉義景の菩提寺 松雲院の山門で豊臣家が寄進したと伝わる「唐門」が建っています。朝倉氏の時代にあった門ではありませんが、唐門は朝倉氏遺跡のシンボル的な存在です。

唐門をくぐると、山城を背にして構えられていた朝倉義景館の遺構が姿を現します。およそ6,400㎡ほどの敷地はその三方が堀と土塁で囲まれており、主殿や常御殿をはじめ10数棟もの建物跡が確認されています。館跡の東南隅には、朝倉氏5代 義景公墓所が建てられています。

義景館の敷地には背後の山の一部や湯殿跡も空堀によって取り込まれており、その部分も合わせると19,000㎡もの広さになります。敷地内では、義景の母 光徳院が居住したと伝わる「中の御殿跡」や、義景の側室 小少将のために造られたと伝わる「諏訪館跡庭園」、一乗谷で最も古いと推測される「湯殿跡庭園」なども見ることができます。

また、朝倉氏館跡から道路を挟んで向かいには、およそ200mにわたって武家屋敷や町屋など戦国時代の城下町が復原されています。復原町並では、実際に発掘された塀の石垣などをそのまま使用し、出土した遺物に基づいて当時の城下町の様子をリアルに再現しています。

朝倉義景の館跡が残されています。
朝倉義景の館跡です。主殿や常御殿のあったこの場所で、義景は日常生活を送っていたのでしょう。
朝倉義景の墓所です。
館跡の隅には義景の墓所が建っています。もともとは地元の村民が天正4年に建てた小祠で、その後現在の墓塔が建てられました。

一乗谷城の観光情報・交通アクセス

一乗谷城跡(一乗谷朝倉氏遺跡)の観光情報

住所 福井県福井市城戸ノ内町
開館時間(復原町並) 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日(復原町並) 年末年始
入館料(復原町並) 大人210円
∗20名以上で団体割引あり
∗満70歳以上、身体障害者は無料
∗一乗谷朝倉氏遺跡資料館との共通券(230円)あり
駐車場 あり

一乗谷城跡(一乗谷朝倉氏遺跡)への交通アクセス

電車にて
JR越美北線(九頭竜線)一乗谷駅下車、徒歩25分前後
路線バスにて

JR福井駅より

京福バス 東郷線⌈武家屋敷前⌋にて下車、徒歩すぐ

自動車にて
北陸自動車道 福井ICより15分前後

一乗谷城周辺の観光スポット

  • No Image

    福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 住所:福井県福井市安波賀町4-10

    越前朝倉氏とその遺跡についての歴史を紹介しています。一乗谷朝倉氏遺跡から発掘された出土品や一乗谷の地形模型、義景館復元模型などを展示しており、遺跡とともに見ておきたい観光スポットです。
  • No Image

    一乗滝 住所:福井県福井市浄教寺町

    朝倉氏遺跡から車で15分ほどのところにある滝です。宮本武蔵との決闘で知られる佐々木小次郎がこの滝で修行を積み、秘剣「燕返し」を編み出したと伝えられています。傍には佐々木小次郎像が建っています。